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瀧谷寺は、南北朝時代の永和元(1375)年、睿憲上人によって開山されました。中世には、戦国大名の朝倉氏や柴田勝家、福井藩主の松平家、丸岡藩主の有馬家ら、歴代領主の祈願所として、当寺は篤い帰依と保護を受けました。幕末には、京都より勤王僧「道雅」が来て法統を継いだことで、梁川星巌や梅田雲浜らの志士がしばしば当寺を訪ねて国事を論じました。 以来、当寺は真言宗の古刹として610余年、現住51世におよんでいます。